建築営業で夢を叶える

祖父が大工で、幼少期から建築物はとても身近にあるものでした。間取り図を見ることが好きで、ものづくりにとても興味がありました。就職活動の際に縁あって松永建設を知り、埼玉県で建築に携わりながら地元に貢献したいと思い入社しました。

入社直後に現場を経験した後、7月に営業部に配属されてからずっと営業に携わっています。最初の3年間は本社に勤務し、2016年に東京支店が開設されると同時に東京支店に異動しました。本社では不動産営業部、法人営業部でマンションや工場、教育施設、医療・福祉施設など、様々な建築物の営業を経験しました。東京支店に配属後は賃貸マンションをメインに不動産開発事業者（デベロッパー）様との取引が主体になっています。

魂を入れて取り組む

お取引先が大きい会社になればなるほど、仕事に関係する方が増えるため、あらゆるところに神経を張り巡らす必要があります。そんな中でお取引先の担当者の立場を考えて提案資料を作成し、打合せの際も相手の立場で物事を考え営業活動を行っています。数か月前まで仕事をしていた大企業のお客様の話ですが、ご担当の方の立ち位置に応じた資料を作成したため、資料をまとめたフォルダ内のデータが膨大な情報量となり驚きました。その仕事は現場もとても順調に進み、お客様からも良いご評価をいただきましたが、営業として自身の仕事に責任と誇りを持って対応したからだと振り返っています。

受け身から提案営業への進化

私たちの仕事は単なるモノを売ることではなく、お客様の事業を成功させるために、お客様が考えることをかたちにする仕事です。お客様の立場からみると、事業を成功させることができるのであればどの建設会社にお願いしてもいいということになります。こうした状況のなかで、弊社が選ばれるためにはどうすれば良いのか考え、行動に移していくことは大変ですが、営業の醍醐味でもあります。仕事をしていて一番喜びを感じるのは契約をいただいたときではなく、建物の引き渡しをして「どうもありがとう」とお礼を言ってもらえたときです。そして、「また松永建設に」と次の仕事につながったときが一番うれしい瞬間です。そのためにもお客様とより良い人間関係の構築がとても重要だと考えています。

人と人との繋がりを意識して

建築営業の成功の秘訣は何よりも人間関係だと思います。より良い人間関係を築くために意識している点は、小さなこともきっかけにして何度もコンタクトを取ることです。弊社の季刊誌「マツナガヘッドラインニュース」を持って伺うなど、顔を合わせる機会を多くつくるようにしています。最近ではとあるお客様とランチミーティングをする「カレーの会」を立ち上げて交流を深めています。

お客様のゴール＝当社のゴール

お客様の事業を成立させることが、私たちのビジネスの根源です。そのために、いかにお客様に成功していただくか、いかにお客様から必要とされる存在になれるかが一番だと考えています。先回りした準備や提案が実践できているからこそ、「松永建設とは仕事がしやすい」という評価につながっているのではないかと自負しています。

先を読んだ提案や立ち回りをするために、営業職に必要なのはお客様が求めているものを「聞き出す力」と「行動力」だと思います。お客様が発した何気ない言葉に、実は重要なヒントが含まれています。それを聞き逃さず自分なりに消化しさらに詳しく聞いてみる、かゆいところに手が届くような、そんなお客様の力になれる営業を目指しています。「お客様を喜ばせたい」という思いが、お客様に感動を与えることに繋がる、それが私の仕事の原動力になっています。