山田 健斗

建築施工管理グループリーダー(係長) 入社16年目
2009年、施工管理職として入社。建築部に配属され、建築施工管理を手掛ける。2017年11月に主任、2018年12月にグループリーダー(係長)、2023年11月に課長昇進。妥協のない建物づくりで松永建設の建築実績に貢献している。

現場監督として様々な建築案件を手掛ける

学びを活かせる最高の環境

私は工業高校で建築を学び、地元埼玉でその知識を生かせる仕事がしたいと考えておりました。その中で毎年黒字経営を続け、財務基盤がしっかりしている松永建設に魅力を感じ、志望しました。入社後、建築部に配属されて以来ずっと建築施工管理職として従事しています。

必要不可欠な4大管理

建築施工管理の仕事は、建設現場での「現場監督」と呼ばれるものです。建設現場には約20~25社の協力会社が出入りされており、現場監督として作業の指示をして施工を進めます。また、設計者との打ち合わせや工事が設計図通りに進行するための施工計画作成も私たちの仕事です。協力会社が怪我なく安全に作業できるように設備を整えたりする安全管理、着工からお引渡しまでの工事全体の流れを把握し、作業工程に携わる協力会社様のスケジュールを細かく調整しておこなう工程管理、質の高い建築物を完成させるために材料や工法を選定していく品質管理、無駄のない材料発注と作業手順による原価管理などを手掛けています。

松永建設ではマンションや倉庫、工場、教育施設、商業施設、医療・福祉施設など、私たちの生活に欠かせない様々な建築物を建設しています。

豊富な経験を生かして価値の高い建物を提案

技術者としての強いこだわり

決められた期日通りにお客様に建物をお引き渡しすることはもちろんのこと、技術者として「質の高いものを提供したい」という強い思いがあります。魂を込めて作り上げた建物に対して、ご発注者様から「ありがとう」という言葉をいただけたときは大きな喜びを感じます。

創意工夫を凝らすこと

設計図をもとにゼロから建築物をつくっていくことは、何度経験しても難しいと感じます。建築物というのはご発注様の想いを形にする特注生産であるからです。ご発注者様が求めるものを建設するためには、お打ち合わせでしっかりとヒアリングしてご要望を引き出すことが肝要です。ご要望も様々ありますので、ニーズを聞き出すためにはコミュニケーションの方法を柔軟に変えていかなければなりません。

顧客の事業を成功に導き、地域社会に貢献

誇れる、愛される作品を目指して

これまでに担当してきた現場は数多くありますが、その中でも特に印象に残っている現場は、入社7年目で手掛けた鉄筋コンクリート造の個人住宅です。お客様のこだわりが強く、きめ細かく対応するのに苦労しましたが自分自身でも納得のいく建物が完成しました。現在も検査等でお伺いしますが、とてもきれいに住まれていて、愛着を持っていただけているのが嬉しいです。

地域が発展していくことへの喜び

また、2022年にオープンした春日部駅前のビジネスホテル建設も担当いたしました。ホテルが建っている駅西口は元々人通りが少ない地域でしたが、完成後はホテルを利用する人でにぎわいが生み出され、地域貢献につながっていると伺いました。私たちが建築物を提供することにより、お客様の事業が成功し、さらに地域社会にも貢献できることはとても誇らしく思います。

若手を育て‟強い建築部“を目指す

次世代の成長に繋げるために

建築部は若手社員が多く、後輩を立派な技術者に育てていくことは私の職責の一つです。どうしたら理解できるか、どうしたら吸収できるかを常に考え、若手社員と同じ目線に合わせて話すことを心がけています。成長には「自信」と「自己肯定感」が欠かせません。例えば、仕事が工程通りに進んでいない場合でも、一方的に教えるのではなく自分で考えることを促します。そしてある程度の責任を与え、実行できている点を褒めて自信を伸ばし、自己肯定感を高めることを意識しています。

もちろん指導する立場になった自分自身も、会社のマネジメント研修に参加するなどして自己研鑽に励んでいます。現在の目標は若手社員を育て、動かし、成果を上げていくことです。

結束力と高い技術力を持った組織へ

私たちものづくり会社にとって、人財育成こそが生産性の向上につながります。しかし一人前の技術者になるためには最低でも10年必要と言われます。なぜなら専門的な知識はもちろん、人間力やコミュニケーション能力の養成も欠かせないからです。長く物事に向き合って真摯に取り組んでいける「継続力」を持った方に入社してもらえるとうれしいです。
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